CMの編集をしていると、昼ごはん・夜ごはんは制作会社が手配してくれます。
なので、一般企業にお勤めの方からするととても贅沢なことですが、食事代がかかりません。
今日はそんな特殊なCM業界の食事事情をお話ししようと思います。
このテーマ、話したいことが山ほどあるので、今回は第一弾です。
編集部もたまに行きます・撮影現場の食事
CMの撮影は、アングルチェック(準備・予行演習)と撮影本番の日がありまして、規模によって日数は変わりますが、基本、朝ごはん・昼ごはん・夜ごはんと3食出ます。
例えば、タレントが出るCMの場合、アングルチェックにタレントとクライアントは来ません。
基本的には現場スタッフのみです。
よって本番よりも劣りはしますが、食事にうるさい監督もいますし、撮影部・照明部には巨匠と呼ばれる方々もいらっしゃるので、3食ちゃんとおいしいお弁当が出ます。
【私が好きな撮影現場のお弁当】
- 津多屋の のり弁当
- 金兵衛の 魚の西京焼き弁当
- 喜山飯店の 中華弁当
- 今半の すき焼弁当
私が好きな弁当、ベーシックすぎるなw
そして、撮影本番当日。
タレントが入り、クライアントの偉い方も勢揃い、社長自らいらっしゃることも稀ではないので、食事はケータリングに格上げされます。
女優さんの場合は、オーガニックなケータリングが多いですね。五穀米とか。
それはまぁ豪華です。メインディッシュからサイドメニュー、スープ、デザートがワンプレートになって温かい食事が好きな量をいただけます。
編集部も例外ではなく同じ食事をいただきます。
そして、撮影の日は朝が早いことも多いので、朝ごはんはさっと食べれるおにぎり弁当が人気です。
撮影用のおにぎりと言えば、天現寺の天野商店でしょうか。
こちらのお店、私にとっては思い出のお店。
私が勤めていたポストプロダクションの裏にあって、何もない日はよく買いに行ってました。
そんな街のお米屋さんがやってるお弁当屋さんだったわけですが、とある監督がある時、
「撮影でこれを食べたい」と天野商店に交渉したところ、あまり大口案件がなかった天野商店は快諾。
撮影で頼めるようになったわけです
が!!!!!
やはり美味しいものは美味しい。。噂が噂を呼び、今ではCM業界では有名なお店になってしまいました。
近所のお弁当屋さんとして使っていた私達的には、天野商店がちょっと遠い存在になったみたいで寂しかったです。
でも実はみんな知らない!?、天野商店よりも美味しいおにぎり屋さんがこの天現寺にはあります。
こっそり教えちゃいます。その名も「おおひら」。こちらもお米屋さんがやっているお弁当屋さんです。
天野商店が大口案件を取るようになって、握りが甘くなったな。。塩が多すぎるな。。ちょっとぐちゃいな。。と思ってるコアファンの私ですが、本当はこの「おおひら」の納豆おにぎりが大好きです。
具はひきわり納豆、周りにゆかりがついています。
あ、たらこマヨも絶品。 海苔じゃなくて胡麻が周りについてます。
そして、おおひらで欠かせないのが、食べやすく包んだフィルムの隙間にたくあんを一切れ忍ばせてくれているのです。
こちらは大口案件に対応しているかはわかりませんが、お勧めのおにぎり屋さんです。
余談ですが、私の先輩、通いすぎてお店の方と仲良くなり、こちらのおばあちゃんが亡くなった時、お葬式にも出向いてました。
撮影のおやつといえば、カフェカーも来ます。クレープカーを呼んでくれている時もあります。
撮影現場で編集部は、暇な時間が多いので、飲み放題食べ放題!
撮影の規模と予算によりますが、たまにこんな美味しい思いもできます。
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